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13984 ゴマメの歯ぎしり2014.1.26
老いたるゴマメ 2014/01/26 14:09
寒気の緩みに誘われて近所の公園へ出かけると、池のまわりの紅梅がほぼ満開だった。厳しい寒さにもめげず健気なものだ。それにしても、最近ことあるごとに思うが、時の流れの早いこと。新年を迎えたかと思ったらもう一月が過ぎようとしている。

歳をとるにつれ月日の流れを速く感じるのを「○○の法則」というらしい。ついこないだ読んだ椎名誠のエッセイに書いてあったのだが○○は忘れた。申し訳ない。

5歳の子の1年はその子にとっては人生の五分の一にあたるが、60歳の1年は六十分の一に過ぎない。だから老人は1年を短く感じるのだという。そういわれればそんな気がしてくるではないか。だからどうした、といわれても困るけど。

一体お前は何をして来たのか、と吹き来る風が問うたのは中也だったか、これもいささか怪しいが。人並みに孫を持つ身になると僕も考えてしまう。いったいどんな国を次の世代に残すのか。

既に1000兆を超えたという国の負債、このままでは財政破綻は避けられない。過激な歳出削減と大幅増税の道しか残っていない。

原子力という、一旦事が起これば人類が制御できないエネルギーへの依存。目先のコストが安いということで使い続ければ、将来の廃炉費用、使用済み燃料の廃棄費用は次世代へのツケまわしとなる。

沖縄に依存した国の守り、いずれこのままでは立ち行かない。国は辺野古への移設を強行するだろけど反対住民のバリケードを力ずくで排除するのだろうか。お金さえ払えばいいだろう、といわんばかりの国のやり方を沖縄の人は心から悲しんでいる。

先日のニュースショウで、沖縄のある企業経営者が言っていた。「もう沖縄には基地も国からの援助もいらない。いままで沖縄はずっと我慢してきました。もうそれも限界です。今の国のやり方は第二の琉球処分だ。」

今朝も沖縄の年上の友人と電話で話した。そして、未来に希望が持てるような国は残せないだろう、ということで二人の意見が一致し淋しい気持ちになった。オリンピックごときのめくらましに惑わされてはいけない。国の勝手にさせてはならない。残された時間で何が出来るか、老骨にムチ打ってでも考えねばならない。
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13985 共感する一人として。
齋藤 恵 2014/01/26 18:14
最近、何度か拝読した貴兄の書き込みに大いに共感しています。おそらく、私以外にも多くの方々がそうであろうと思います。でも、歯ぎしりをあまり強く、長くされますと、歯そのものを傷めてしまうことがあるかもしれません。どうぞ、ご自愛のほどをお願いいたします。

私の敬愛する人物のひとりに、かつて「理論社」という出版社を経営しておられた小宮山量平氏という方がおります。2012年4月に95歳で亡くなられたのですが、晩年、こんなことを言っておられました。

「100年後には世の中、少しは進む。そんなふてぶてしさを持つのです。ハラさえ据われば、眼前で起きているすべては喜劇ですから。」

氏は長野県上田市の出身で、1933年(昭和8年)、17歳の時、夜間部に通っていた専門学校の左翼活動に参画したとして検束され、5ヶ月間余り苛烈な拘束を受けました。当時の日本社会の空気と仕組みの中、拘束中に受けた非人道的な扱いは、伝え聞く現在の北朝鮮の政治犯収容所と、さして差はないものだったことでしょう。当時の多くがそうさせられたように、拷問と圧迫による転向を経て、2等兵として徴集された軍隊で小宮山氏はなんとか生き抜きました。これは奇跡的なことでした。なにせお国の方針に背く非国民の疑いがある者は、徴兵後は真っ先に死ぬように仕向けられていたのですから。

1947年、戦後の廃虚の東京で出版社を設立しました。戦争は間違っていた、2度と戦争をしてはいけない。それが小宮山さんのその後の人生の指針でした。

そして理論社のトップとして良書を出し続けました。その強靱で、しなやかな姿勢はベストセラーのみを追い求める出版人とは明らかに異質なものでした。決して多数派に属してはいませんでしたが、それなりに見事な仕事をしてこられました。

その小宮山さんの最晩年にこんな言葉があります。

「どうしてこうなったか? 絶望を知っている人間だけが希望を語る資格がある。希望を語る人間は必ず深い絶望を踏まえている。だからね、へそ曲がりだけど、絶望を感じないといけないんだ。」

およそどのような思想であれ、それが憎悪や苛立ちから発したものに未来はないと思います。そうした思想は、一過性の大衆的な支持や人気は獲得しても、歴史的に見れば、必ず潰え去ります。でもそれとは正反対の思想もあります。田中正造、幸徳秋水、山本宣治、歴史を趣味とする私がこれから自身のテーマとして掘り起こしていきたい歴史上の人物達です。近代日本には、こんなすばらしい思想家達が、彼らだけでなく大勢居たのです。絶望を踏まえてこその希望だという小宮山氏の言葉を大切にしていこうと、私は今あらためて思っています。




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13992 私も共感
雨宮 2014/01/29 17:47
いまの日本には恐ろしいことが進行していますね。

安倍政権が教科書や教育制度を通して、日本国民の考え方やものの見方を統制していこうとしているのですから、ほんとうにこわくなります。

日本の若者のみなさん、日米安保条約があるからアメリカは日本を守ってくれるなんていうことを信じてはいけませんよ。アメリカには日本を守ろうなんていうつもりは全くありませんし、アメリカの政治指導者たちを選ぶアメリカ選挙民もそんな考えは全然持っていませんから。
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