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ある目的で、平日１泊２日で京都、奈良へやってきました。
京都では、かねてから一度訪ねたかった「高麗美術館」へ。その後、ふらっと京都御苑に立ち寄りました。
緑ゆたかな苑内では、人々が思いおもいに時を過ごしています。
２日目の奈良は、石上神宮（いそのかみじんぐう）の国宝「七支刀（しちしとう）」特別拝観。観光はそれだけ。このために２ヶ月前から準備（拝観はハガキによる事前申し込み制で抽選）して、この日に至りました。
七支刀は、左右にそれぞれ３本の枝刃を交互に作りだす形状の両刃の剣。（先端の刃を含め７本の刃がある）
日本書紀の「七枝刀（ななつさやのたち）」がこの七支刀にあたるとも。
剣の身の表と裏に、金象嵌で文字（銘文）が刻まれていて、判読できる文字を読み解くと（諸説はあるが）「（西暦で言うと３６９年ごろに）百済の王と世子（王子）が倭王のために造った」という意味らしい。
この御神宝、残念ながら撮影禁止。対面制限時間は１５分でした。
http://osaka.yomiuri.co.jp/nara/news/20100518-OYO8T00403.htm?from=iphoto
写真は石上神宮の楼門。
文と写真：ぷーちゃん
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