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| アメリカ報告写真総集編（１） シアトルとスターバックス |
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帰国３日目だが、今回の時差ぼけはひどい。午後９時ごろ眠くなり、午前零時目が覚め、１時間ほどメールなどしてるいるちにまた眠くなり、午前３時また起床、といった按配だ。幸いかたずけなければならない仕事も山とあるので、この時間を利用して今回のアメリカ旅行で撮った写真を整理することにした。自分で言うのもおかしいが、今回はけっこう良い写真が撮れたので、アルバムをつくるつもりで読者にも見ていただこうと思う。記憶の新しいところから、訪れた場所を逆にたどってみたい。
今回の旅行ではスターバックスのコーヒーを５０杯は飲んだのではないか。発祥の地シアトルにはそれこそ曲がり角ごとにあると言っても過言ではないが、かつて暮らした南部ルイジアナ州の田舎町にさえあったのには驚いた。
行く先々でスターバックスコーヒーを飲んだのは、もちろんうまい味のせいもあるが、「スタバ」へ行けば必ずインターネットが使えたからだ。コーヒー２杯で４時間ねばったこともあったし、閉店で追い出され、それでも仕事が終わらないので、ドアの外の路上にノートパソコンを置きインターネットの仕事を続けたこともある（無線ＬＡＮの電波が外に漏れてくるのを拝借）。
アメリカ人にはなじみのなかったドリップコーヒーと、しゃれたテイクアウトスタイルで瞬く間に全米に広がったスターバックス。その全体コンセプトのセンスの良さは、たぶんこのシアトルという、シックな町が背景にあったからこそ生まれたものだろう。公共市場パイクプレースのそばにあるスターバックス創業店にはそれらしいものを示すものはないが、若い旅行者のメッカになっているようだ。
自転車警官のユニフォーム、市場に並べられた果物の配色、公共交通機関のデザイン、何をみてもとにかくセンスがいい。イチローが「弱小球団シアトル・マリナーズ」を離れないのもわかるような気がした。とにかく居心地のいい町なのである。
写真と文：管理人
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