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| ▲ 海沿いのBeach Couse。午後は強風に見舞われ、スコアメイクに苦しむことも。 |
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| ▲ 手前は溶岩。溶岩の上にシートを敷きコースが造られているという。 |
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| ▲ コースに隣接する部屋から部屋へ、毎朝エサをねだって歩くネコが数匹。身ぎれいなのは、溶岩と芝ばかりという環境のおかげ？ |
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↑ ゴルフコースに夕日が沈む。
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１１月末から１２月６日まで、ハワイ島に行って来ました。ハワイ島へは2002年から行っており、今回は３回目。友人夫妻に誘われてのゴルフ旅行でした。
寒い時期に暑いところへ旅行に行くと、身も心ものびやかになります。
ハワイ島は、ハワイ諸島の最南端にあり、最も大きな島であることからBig Islandとも呼ばれているのを知っている人は多いでしょう。
日本からの直行便がコナ空港に着いたのは午前８時半すぎ。機内では果たして眠れませんでした（到着は、日本時間で朝の３時半）が、空港そばでさっそくレンタカーを借り、島の西側を走るルート１９を北上、目的地のWaikoloa Beach Resortを目指します。
その道のり、延々と続くのは真っ黒い溶岩大地と、その溶岩の上にしっかりと根を下ろしたヒース（ススキのような草）と椰子の木…。毎回、このシンプルで力強い異様な光景に見とれ、不思議な感動に包まれます。日本での細々とした雑用、複雑な人間関係に囲まれた日常とはまさに別世界。むき出しの溶岩の上に立つと、『地球に住んでいる自分』を実感するのです。
島の北西部にあり、降水量年間1３ミリという乾燥地域のこのビーチでも、今回はよく雨に降られました。島の人によると、“unbelievable”な異常気象なのだそう。そういえば、溶岩大地の上を覆う雑草や灌木の緑の膜が、前々回、前回に比べ広がったように感じました。
そしてハワイ島で見た木々は、サンディエゴのトーマスさんと雨宮さんの農園で焼けてしまったアボカドとパームツリーを連想させ、切ない気持ちになりました。
この島には、海ガメの見られるビーチや、スターゲイジング（星を眺める）ツアーや、雄大な自然や、乗馬のできる牧場など楽しみは他にもあるのに、７泊８日の私たちの旅行といえば、ただただ昼間は毎日ゴルフをし、プレーの終わりに夕日を眺め、夕食をとり、ネオンのない暗い帰り道で満天の星を見上げ、部屋に戻れば疲れた体を横たえる…というシンプルなものでした。が、そのシンプルさの癒し効果は抜群でした。
（文と写真：M.Yoshida）
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