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むかし勤めていた会社の同僚夫妻が、最近我が家にとつぜん現れました。ご主人とは１０数年ぶり、奥方とは２０年ぶり。彼らは５年前から週末は必ず、ご母堂の住まれる葉山で過ごしていたのだとか。歩いて１０分の距離なのに、お互いそれに気づかず、ひょんなことから感激の再会を果たしたわけです。
積もる話をしているうちに、奥方の趣味はスキューバダイビングだということがわかりました。デジカメで撮影した作品を送ってくれましたが、どうしてなかなかのものです。これをみて、私もこの夏は彼女とともに潜りを再開してみようかな、という気になりました。倉庫の中にウェットスースが眠っているはずです。
写真＊高井和子
エッセイ＊管理人
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