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▲ シカモアの木。丸い実が枝からぶら下がっている。
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| ▲ 原生ダリアの花から、蜂が一生懸命に蜜を 吸っている。 |
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| ▲ 道路の脇に生えているススキ。 |
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(写真上）落ちたシカモアの葉っぱ。
レポート；雨宮 和子
（カリフォルニア州デルマー在住）
日本と比べると、季節感の乏しい南カリフォルニアですが、１１月ともなれば、やはり秋の気配がし、 秋らしい色がうちの近所にも見られます。
南カリフォルニアで自然に生える樹木にも、唯一紅葉するのがあります。シカモア（Sycamore）という木で、大きな楓のような葉っぱが赤くなり落葉します。辞書で引いたら、西洋カジカエデという名前が 出てきました。目下、道路の端が、赤や黄色のシカ モアの葉っぱで埋め尽くされています。
ススキもいっぱい。といってもやたら大きくて、４メートル以上の背丈があり、日本のススキのような風情は ありません。それでも真っ青な空の下で風になびくススキは、眺めていて楽しいですよ。
毎年秋になると、うちの庭で必ず咲いてくれる花があります。地下の球根がどんどん大きくなっていくようで、青竹のようにヒョロヒョロと背が高くなっ た原生のダリアなんです。ダリアの原産地はグアテマラのような中米で、藤色をしています。今頃は春と違って花の数が少ないですから、蜜を吸いによく蜂がやって来ます。
秋が過ぎると、雨季…のはずなのですが、今年は ちゃんと降ってくれるかどうか…
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